ざっと書くところ

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3年勤めた会社を辞めました

先週金曜日 6/8 に退職しました。とは言っても、転職先は決まっていて引越し準備が忙しいです…悲願の再スタートです。

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筆者のスペック
  • 情報系専門学校卒
  • 高3から本格的にプログラミングを始める
  • オタサーの姫気質なので自分のプロダクトを褒められたい。
  • 褒められたら馬車馬のごとく働ける。
  • 企画から開発までやりたい。運用保守はあまり…
  • 仕事ではC#/VB.NET, C++をメインに使う。Web系、クラウドとかは無縁。
  • 専門学生時代に応用情報まで取得。
  • 最近になってまともにGithubを使えるようになった。
どんな会社に入ったの?

プラント(発電所とか)に納めるソフトウェアを製作するメーカ系SIerです。

某大企業の傘下なので待遇は比較的良く、年間休日は130日以上取得可能でしたし、年収も同年代と比較しても良かったです。残業代ももちろん出ました。

周りは20代後半で結婚している人が多く、家買ってたり子供いたりしてました。

そんなにいい会社なのになんでやめたの?

ぶっちゃけ、今の会社に勤め続けることが不安になったからです。

私は、バリバリ設計してコードを書いてモダンな開発をしたかった。

学生時代にいろんなソフトの開発を経験し、その時の経験だったり、やり甲斐がきっかけでこの業界を目指すようになりました。

しかし、いざ会社に入ってみると、20年ほど前に開発されたソフトの保守ばかりで、コードを書くとしてもほんの数十行程度、指示された通りにコーディングするという単純作業でした。全然面白くないし、俺がやる必要ある???って感じでした。

また、新規開発もほとんどない状態で、他社のエンジニアにはどんどん差をつけられ、独学しても全然追いつけず悔しいと思っていました。

他にも、以下の理由も相まって退職した次第です。

  1. 23歳なので、転職するなら今ならワンチャン狙える
  2. 嫁や子供どころか、彼女すら居ないので失うものはなにもない 
  3. 社員がプログラミングを楽しんでいない。
  4. 仕事が進めづらい(クラウド禁止とか、インストール許可制とか
  5. 1週間のうち半分くらいが本業と関係の無い雑用
  6. 親会社の言いなりになっており受け身。
  7. 親会社も今年に入って大規模リストラしており、経営がやばくなりつつある。
  8. 中長期的な目線での経営の先行きが見えない。(潰れてるんじゃね
  9. 会社の体質が封建的で嫌だった
  10. やたら建前を重視する

これから何をやるの?

長崎から東京に移り、Webエンジニアとして働きます。(他にもいろいろやる予定です)

今までとは全然畑違いなので超ワクワクです!

 

転職活動で、同社エンジニアの方とお話ししたのが転職のきっかけです。

とても魅力的なエンジニアの方で、「この人と一緒に働きたい!」と強く思いました。

会社の事業内容も面白そうで、「自分が自分らしく働ける会社」ではないか確信し、転職する決意をしました。また、先日挨拶に行ったのですが、社内の雰囲気、社員の人柄共にとても良かったです。魂に火がつくのを感じました。

社名を公開しようと思っていたのですが、会社名義で Qiitaに投稿したりすることを目論んでるので、それまでお楽しみに!!

 

(おまけ)今の会社で頑張ったこと

情報処理試験を受ければスキルアップにつながると盲信して受験しまくってました。

結論、スキルは身につきません。

とりあえず情報処理安全確保支援士を取りましたが、転職活動には全然役に立ちませんでした。

ただ、社内SEになりたいのであれば情報処理試験は持っていると有利です。

すべての職種で役立つ資格ではないことを留意しておくと良いと思います。

この試験の大きな目的は、既にスキルを持っている人が第三者にスキルがあることを示すために受験するものです。これは、情報処理試験の概要にも記載されているらしく、僕も最近知りました。

重ね重ね書きますが、スキルアップだけを目的としているのであれば一度考え直したほうがいいと思います。(勉強時間もそこそこかかりますので)

エンジニアの面接では、今まで作ってきたものを重視されます。

転職活動では複数社面接しましたが、ほとんどの会社でGithubやQiitaへのアウトプットがあるかどうか聞かれました。どんなに小さなものでもよいので、何かしらのアウトプットを出しておくことは大事です。面接で「Qiitaやってます」とか「Githubに公開してます」とか「OSSにコントリビュートしたことあります」と言えるのは爆アドです。

「ないです」よりは断然良いです。

 おわりに

「3年勤めろ」

皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

私はこの答えを求めて、新卒入社した会社に3年間勤めました。

結論から言いますと、3年も勤める必要はありませんでした。

特に、最近は売り手市場となっている背景から、転職活動の敷居が低くなっています。職務経験が3年未満でも、やる気を持って転職活動していればオファーを貰えると思います。

また、転職活動は自分の市場価値や他社の待遇を知る良い機会であるため、今すぐに転職する気がなくても、転職活動しておくことをおすすめします。

他の会社を知って、初めて自分の会社が恵まれていることを実感することもあるでしょう。他の会社も良いな!!となったら転職すれば良いだけです。

しかし、売り手市場もいつ終わるか分かりません。再び、買い手市場に戻るときはコロッと戻ると思います。今はチャンスの時期だと僕は考えています。

この記事が悩める皆さんの一助になれば幸いです。